第一工科大学 のバックアップ(No.1)
第一工科大学(旧名称:第一工業大学)。
鹿児島県霧島市に本部を置く日本の私立大学。
2021年4月よりコンピュータサイエンス、特にビッグデータを扱うデータサイエンス、AIなど、「サイエンス」の分野を強化し「第一工科大学」へ校名の変更をする。
概要 
第一工科大学の運営は、学校法人 都築教育学園が行っている。第一工科大学は、全国でも数少ない飛行学校が起源の航空工学科を有する私立工業大学。また、鹿児島県の霧島キャンパスは、鹿児島県内で唯一の私立の工学部。
第一工科大学の陸上部は近年では、全日本大学駅伝やびわ湖大学駅伝などに出場。その他、第一工科大学の航空機設計研究部は、読売テレビが琵琶湖で開催する「鳥人間コンテスト」に出場。
第一工科大学は国家資格の基本情報技術者試験(FE)の午前の部の免除制度の認定校。
第一工科大学は、新たに求められる知識や技術にも対応する教育に積極的に取り組み「パイロット」・「航空整備士」、「ICT・AI・データサイエンス」「環境エネルギー対策」等、時代のニーズに応えられるプロフェッショナルの育成と、「社会が求める人材の育成」を目指す。
第一工科大学の建学精神 
◆個性の伸ばし人生練磨
- 個性の教育に焦点を置き、工学的知識・技能・経験を備えさせる。また、工学という「専門性」を「個性」として進化・高度化させ、さらに自らの社会的使命である「天職」とし、その自覚を目指す。さらに、「個性」という独自性が持つ独創性、創造性に価値を高く置き、学校教育のみで終わらせず、生涯を通し自己実現の達成を目指す。
◆第一工科大学の目的
- 教育基本法かつ学校教育法に準じ、個性の伸展による人生練磨という建学の精神を根底とし、一般教養並びに専門学術の理論及び応用の研究を教授する。また、工学という専門性を学生の個性として育て、社会の創造発展に寄与し、地域に貢献する人材の育成を目指す。
◆第一工科大学の教育目標
1人1人の個性を伸ばし、人間性に溢れ、社会変化にも柔軟に取り組み、積極的な創造的技術者を育成を目指し、下記の3つの教育目標を掲げる。
- 技術的創造を目指す技術者の養成 社会が必要とする幅広い知識、高度な技術課題に対応可能な専門学術の基礎知識と応用能力を身に付けるため、学外の各種コンテストや発表の場への積極的な参加や卒業研究での1対1の指導を通じ、常に技術的創造を目指す精神や起業家精神の豊富な技術者の養成を目指す。
- 実践的能力を持つ技術者の養成 産業界が求める即戦力となる人材に応えるため、各種資格や免許の取得の課題編成や特別講義を通し学生の自信を与えるとともに、実務経験豊富な講師陣による実習・実験指導で、現場で活躍できる実務型技術者の養成を目指す。
- 個性を伸ばし豊かな人間性と 積極的な精神を持つ技術者を養成し、社会人の基本となるコミュニケーション能力、協調性、倫理観、研究心並びに指導力の涵養をねらいとして、講義や課外活動指導に努める。学生一人ひとりと向き合い指導することにより、学生が自己の個性に目覚め、それを成長させ、自己確立と実現のために努力を惜しまない豊富な人間性と積極的な精神に富む技術者の養成を目指す。
第一工科大学の3つの方針 
1.第一工科大学 学位授与方針
第一工科大学は、『個性を伸ばし人生練磨』の建学の精神に根底に、一般教養に加えて専門学術の理論かつ応用研究の教授し、「工学」を専門性の個性と位置づけ、『学士力』を与え個性の伸展を図り、124単位以上の単位取得により学位を授与。
2.第一工科大学の教育課程編成方針
第一工科大学は、第一工科大学のディプロマポリシーの達成のために、「専門」「専門基礎」「工学基礎」「共通教育」の4つの教育課程に分類し、アクティブラーニングを軸とし以下の教育内容、教育方法並びに学修成果の評価を行う。
2-1.教育内容
- 専門教育 各分野にて必要となる技術を統合化し、ものづくりへ貢献するため実技に即した教育を行う。
- 専門基礎教育 1つの専門領域のみに限定せず、複数の工学技術や文系のスキル等マルチな専門性を身につける学科横断型の教育を行う。
- 工学基礎教育 初年次から工学系科目を深く学習し、自己の適性を見極め、着実に工学の基礎力を備えさせる全学科共通の工学の基礎教育を行う。
2-2.教育方法
- 学生の「学びへの意欲」や「主体性」を段階的に育てながら、多様化かつ複合化する社会に対応可能な広い価値観と、マルチな専門性の習得を目指し、教員の指導に基づいて、学生が自らで課題の設定をし、解決に至る実行計画を立案する(アクティブラーニング)とともに、企業や地域社会と連携するプロジェクトの実践により課題発見・解決・提案力を養成する。
2-3. 学習の評価
- 各教科の評価基準は、シラバスに明記。各学期の第1回目の授業時に学生に周知され、評価は、秀、優、良、可、不可の5段階表示で、GPAにより定量化。卒業研究の評価は各分野別に、卒業研究発表会で、教員が評価する。
3.第一工科大学の受け入れ方針
- 第一工科大学は、建学の精神「個性を伸ばし人生練磨」かつ、大学の基本理念「個性の伸展による創造的技術者の養成」に則り、技術的な創造を目指す。また、現場での即戦力となる技術者かつ個性の伸展による豊かな人間性と進取の精神に富む技術者の養成を教育の目標とする。
第一工科大学の学部・学科 
工学部 
- 航空工学科(2019年は募集停止)
- 情報電子システム工学科 知的情報ネットワークコース、制御システムコース、情報ビジネスコース
- 機械システム工学科 機械工学コース、交通機械(自動車)工学コース、医療福祉ロボットコース
- 自然環境工学科(50名) 土木システムコース、環境システムコース、植物バイオシステムコース
- 建築デザイン学科(50名) 建築デザインコースインテリアデザインコース、建築工学コース
航空工学部(2019年設置) 
- 航空工学科 航空操縦学専攻、航空整備工学専攻、航空工学専攻
第一工科大学の卒業後の過去5年間の主な進路 
主な就職先 
日本航空株式会社、ピーチアビエーション株式、春秋航空日本株式、日本エアコミューター株式、株式会社ソラシドエア、日本トランスオーシャン航空株式会社、琉球エアーコミューター株式会社、株式会社IHI、株式会社神戸製鋼所、スズキ株式会社、株式会社アルプス技研、WDB工学株式会社、三井住友建設株式会社、東急建設株式会社、鉄建建設株式会社、株式会社協和エクシオ、日本国土開発株式会社、株式会社トヨタ車体研究所、株式会社ユピテル、防衛省、海上保安庁、国土交通省航空局
主な進学先 
九州大学大学院、熊本大学大学院、鹿児島大学大学院、九州工業大学大学院、北九州市立大学大学院、北陸先端科学技術大学院 大学、福井大学大学院、
第一工科大学の情報 
大学設置 | 1968年 |
創立 | 1955年 |
設置者 | 学校法人都築教育学園 |
本部所在地 | 鹿児島県霧島市国分中央一丁目10-2 |
キャンパス | 鹿児島霧島キャンパス |
東京上野キャンパス | |
ウェブサイト | https://www.daiichi-koudai.ac.jp/![]() |