株式会社HIROTSUバイオサイエンス のバックアップ(No.1)
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- 1 (2023-12-25 (月) 14:14:21)
株式会社HIROTSUバイオサイエンスは、東京都千代田区紀尾井町に本社を構え、線虫および線虫嗅覚センサーを利用したがん検査の研究・開発・販売を行う日本の企業。
2016年設立。代表取締役は広津崇亮。
尿一滴で自宅で簡単に受けられるがん検査であるN-NOSE(エヌノーズ)を提供している。
会社概要 
- 社名 株式会社HIROTSUバイオサイエンス
- 本社所在地 〒102-0094 東京都千代田区紀尾井町4-1 ニューオータニガーデンコート22階
- 資本金 5,080,470,000円(資本準備金を含む)
- 代表取締役 広津 崇亮
- 事業内容 生物診断研究:線虫および線虫嗅覚センサーを利用したがん検査の研究・開発・販売
- 設立 2016年8月
企業理念 
新しい発想から生まれた「N-NOSE®」。
私たちは、この独自の技術で
がんが早期発見できる世界を作り、
人々の健康と未来の安心を守ります。
事業行動指針について 
事業行動指針は、会社の指針である「事業経営方針」、及び役職員の日常の行動指針となる「行動基準」の2部構成となっています。
事業経営方針 
- お客様の声を原点として、安全で信頼されるサービスを提供します。
- 生物診断技術の研究開発に邁進し、その実用化を図ります。
- アカデミアの基礎研究を源とし、それを担う研究者が豊かな発想で研究に没頭できる環境を作ります。
- お客様へのサービス提供や研究開発にあたっては関連法令や契約を遵守し、高い倫理観を以て取り組みます。
- お客様をはじめ、個人の人権を尊重し、プライバシーの尊重を最大限に図ります。
- 個人情報及び顧客情報並びに自社及び他社の秘密情報の適正な管理を徹底します。
- 取引先とは、公正、対等で相互理解・相互信頼に基づいた関係を構築します。
- 従業員等がひとり一人輝き、その能力を最大限発揮できるよう努めます。
- 安全で快適な職場環境つくりに努めます。
- 反社会的勢力との取引を含めた一切の関係を遮断します。
行動基準 
- 透明性の高い企業活動に努め、お客様との信頼関係を構築します。
- お客様からのニーズに応える努力をし、よりよいサービスの提供を目指します。
- 研究者として常に正直かつ誠実に判断、行動し、研究成果の正当性を科学的に示す最善の努力を払います。
- 研究者はよりよい研究環境を作るために積極的な提案を行い、社員はそれを実現する努力を惜しみません。
- 関係法令・社内規程を理解し、高い倫理観をもって適正に業務を遂行します。
- 品質の維持管理、品質事故の予防に努め、重要な品質事故が発生した場合には、迅速な情報報告に努めるとともに、関係部署と協力して適切かつ速やかに対処します。
- 性別・年齢・国籍・民族・人種・宗教・信条・障がいの有無等による不当な差別、 嫌がらせなど、個人の尊厳を傷つける行為は一切行いません。
- 社内外の機密情報の重要性を十分に理解し、その管理を徹底するとともに、不正或いは不用意に利用しません。
- 取引先に対し、職務上の地位や権限を利用し、個人的な要求(金銭、物品、接待、 便益等)を求めません。
- 会社全体のことを念頭に、自らの役割を正しく理解し、常に前向きに行動します。
- 一人ひとりが能力を最大限発揮できるように考え、働き方を工夫します。
- オンリーワン企業としての誇りと責任を持ち、常に知識・能力の向上に努めます。
- 互いを信頼し、コミュニケーションをとることを怠らず、風通しのよい職場環境を作ります。
- 労働安全衛生法を遵守し、労働災害ゼロを目指します。
代表取締役 広津崇亮 
経歴 
- 1972年 山口県生まれ
- 1991年 私立東大寺学園卒業
- 1995年 東京大学理学部生物学科卒業
- 1997年 東京大学大学院理学系研究科生物化学専攻 修士課程修了
- 1997年 サントリー株式会社入社
- 2001年 東京大学大学院理学系研究科生物化学専攻 博士課程修了 博士(理学)
- 2001年 日本学術振興会 東京大学遺伝子実験施設 特別研究員
- 2004年 京都大学大学院生命科学研究科 ポスドク研究員
- 2005年 九州大学大学院理学研究院生物科学部門 助教
- 2016年 株式会社HIROTSUバイオサイエンスを設立し、代表取締役に就任
- 2018年 Adjunct associate professor, QUT(Australia)
受賞歴 
- 2002年 井上研究奨励賞受賞(井上科学振興財団)
- 2016年 開発研究奨励賞(ニューロクリアティブ研究会)
- 2016年 中山賞奨励賞(中山人間科学振興財団)
- 2016年 ナイスステップな研究者(文部科学省)
N-NOSE(エヌノーズ) 
嗅覚に優れた線虫が、がんの匂いに引き寄せられることを利用したがん検査。生物の能力を活用したこの新しい検査は、簡単で痛みがなく、早期がんにも反応することが確認されている。
がんの心配がないうちから定期的に受けておけば 万が一、がんが見つかっても、早期治療ができるため、心身の負担・経済的な負担を減らすことができるとして注目されている。
研究所 
- HBS東京検査センター 東京都日野市
- HBS松山検査センター 愛媛県松山市
- 湘南R&Dセンター 神奈川県藤沢市
- 福岡R&Dセンター 福岡県福岡市
共同研究先 
全国の医療機関や大学と協力し、「N-NOSE」の臨床研究を行っている。
2022年には「N-NOSE」の海外展開、また「N-NOSE」の次に受ける検査として遺伝子組み換え線虫を用いた「がん種特定検査」の開始を目指している。
- 遠軽厚生病院
- 上尾中央総合病院
- 筑波大学附属病院
- 戸田中央総合病院
- 都立駒込病院
- 東京大学
- 昭和大学
- 国立成育医療研究センター
- 帝京大学
- 新山手病院
- 埼玉医科大学国際医療センター
- 岐阜大学
- 揖斐厚生病院
- 京都府立医科大学
- 大阪大学
- 稲沢厚生病院
- 徳島大学
- 四国がんセンター
- 尾道総合病院
- 広島大学
- 久留米大学
- 熊本大学
- 鹿児島共済会南風病院
- ヒルズガーデンクリニック
- クイーンズランド工科大学
出版著書 
精度は9割「生物診断」が命を救う(光文社新書) 
ステージ0のがんでも9割の精度で嗅ぎ分ける…
2020年の線虫がん検査「N-NOSE(エヌ・ノーズ)」実用化で
大きく変わるがん検診とがん治療の今後の展望を伝える。