松村謙三（ハズキルーペ会長） のバックアップ(No.1)

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松村謙三（まつむら けんぞう・ハズキルーペ会長）は、日本の経営者、実業家、投資家、大学教授。

Hazuki Company株式会社の代表取締役会長最高経営責任者、プリヴェ企業再生グループ代表取締役会長、大阪大学大学院法学研究科客員教授、米国Tabor Academy高校理事、経済同友会金融市場委員会委員、経団連審議委員、学校法人武蔵野東学園理事長を務めている。

Hazuki Company株式会社で販売する「ハズキルーペ」のCMが大ヒットし、会長である松村謙三自らCM総監督、脚本、プロデューサー、制作指揮を行い、CM3賞グランプリを独占したことでも知られる。

 

人物 Edit

成蹊大学法学部法律学科卒。

外資系証券会社を経て、プリヴェ企業再生グループ株式会社代表取締役会長。大阪大学大学院法学研究科客員教授、大阪大学知的基盤総合センター客員教授、経済同友会委員を兼任。米国名門ボーディングスクール Tabor Academy高校理事。

メガネ型拡大鏡ハズキルーペの会長として、巨額の広告投資を行ったことで知られる。

ハズキルーペ製作の第1段階として、手作業で製造不良率が高く採算の合わない当時鯖江市のメガネ工場に委託製造していたレンズを、富士通から買収していた神田通信工業にレンズの設計、製造、生産を委任することで自社製造とした。素材から完成品に至る工程を全て担う全自動化工場を作り上げ、コストダウンと不良品を出さずに大量生産することを可能とした。

著名人を多数起用し、年間100億円規模の広告投資を実施、会長である松村謙三自らCM総監督、脚本、プロデューサー、制作指揮を行い、2018年を代表する話題のCMとなった。

海外展開も視野に入れ、粗悪なコピー品排除の為に世界約90か国で意匠権・商標権を取得、さらに著名性を獲得したことで不正競争防止法を有効に活用することができている。

また建築家の父が絵画好きであったことから芸術への造詣が深く、絹谷幸二、奥谷博、藤田嗣治のコレクターとして知られている。山梨県清里駅前にある北澤美術館を買い取り、現在松村謙三美術館として準備中。

 

プリヴェ企業再生グループ Edit

企業概要 Edit

  • 社名　プリヴェ企業再生グループ株式会社
  • 設立年月　1997年8月
  • 資本金及び資本剰余金　307億8,300万円
  • 従業員　1,555名（連結子会社、関係会社、派遣社員含む）
  • 主要株主　松村謙三と松村謙三の資産管理会社で100%保有
  • 取引銀行　三菱UFJ銀行、三井住友銀行、千葉銀行
  • 加盟団体　経団連審議員、経済同友会

事業 Edit

会長兼社長である松村謙三が創業し、2003年に東京証券取引所第2部に新規上場させたプリヴェ

チューリッヒ企業再生グループ（現プリヴェ企業再生グループ）が買収、統合して設立した投資ファンドである。2024年現在、東武運輸プリヴェ株式会社、神田通信工業株式会社、Hazuki Company株式会社、プリペット株式会社、宝塚霊園グループ株式会社、プリヴェビッカースアセットマネジメント株式会社を傘下に保有している。

 

関連会社 Edit

  • 東武運輸プリヴェ株式会社
  • 神田通信工業株式会社
  • Hazuki Company株式会社
  • プリペット株式会社
  • 宝塚霊園グループ株式会社
  • プリヴェビッカースアセットマネジメント株式会社

ハズキルーペ会長 Edit

企業概要 Edit

  • 社名(商号)　Hazuki Company株式会社
  • 代表取締役会長最高経営責任者　松村謙三
  • 所在地　　〒106-6137 東京都港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ森タワー37F
  • 設立　　昭和51年（1976年）5月　　
  • 資本金及び資本剰余金　3億円
  • 従業員数　1,555名(連結関係会社含む)
  • 主な株主　プリヴェ企業再生グループ株式会社
  • 物流センター　プリヴェ運輸株式会社 下野支店（業務委託）〒329-0431 栃木県下野市薬師寺3355

事業 Edit

メガネ型拡大鏡ハズキルーペを展開。

近視・遠視・遠近両用等のコンタクトレンズやメガネの上からも掛けられるメガネ型拡大鏡としてブランドを確立する為、100億円を超える広告宣伝費を投入。

独創的なマーケティング手法と、大物タレントを起用した眼鏡業界に類を見ない宣伝広告投資により、ハズキルーペがCM3賞グランプリを受賞。

松村謙三が買収し関連会社となっている神田通信工業（株）がハズキルーペのレンズ・フレームを開発・製造。国際規格ISOを取得する、安全で目に負担の掛かりにくい歪み無く見えるレンズを開発した。神田通信工業は、医療用機器、血液分析装置、超音波診断装置など大手医療機器メーカーにOEM供給するほか、無線関連機器など精密機器を開発・製造、防衛省の陸上・海上・航空自衛隊に納品している。

 

著書 Edit

  • 『自分の頭で考える』 KADOKAWA(2019年05月17日

関連サイト Edit