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#contents
*読む [#w7b37c44]
>「も…申し訳ありませんっ遅くなりましたっっ」
>「おはよう。今日はよろしく」
>「おっおはようございます。な…なんか緊張して眠れなくて…起きれなくて…緊急性が高いと聞いたのに遅れて…」
>「大丈夫、そこまで急いじゃいないさ」
>「ほっ本当に申し訳ありません」
>「よし、じゃあ始めよう。そっち側持って」
>「こ…ここですか？」
>「もっと端。手が丁度かかる所あるだろ？」
>「えっ…こ…こ？あれ？」
>「いやそこじゃ無理」
>「え…と…？」
>「落ち着いて、ほらそこ」
>「あっ…ここだ！」
>「よし、いいかい？じゃあ引きあげるよ、せーの」
>ぺりぺりとシールか何かの様に大地が薄く剥されて行く。アマゾン川をほぼ真ん中にして密林が持ち上がる。そこに生息していた生物も、ついでにエコツアーご一行様なんかも皆一緒に。
>「おっと、そこたれてるよ。勿体無い」
>「わわっすみません」
>歪な端をまとめて縛った後に月の横に開いたホールに「それ」を滑り込ませた。
>「よし、じゃあ次ね」
>「すみません、手際、悪くて」
>「いいのいいの、こういうのは経験。すぐに慣れるさ」
>「そういうものですか…。それにしてもいい材料が豊富ですね。ここ」
>「本当、間にあってよかったよ。汚染し尽くされる前で」
*ジャンル [#r2a8e2c1]
[[神話]]、[[仕事]]、[[異国]]、[[風刺]]、[[コメディ]]
*カテゴリ [#m75f417c]
[[超短編/その他]]
*この話が含まれたまとめ [#za2a4e9a]
すぐ読める
*評価／感想 [#ia04218d]
*初出／概要 [#df588b00]
超短篇・500文字の心臓 / 第141回競作「[[Jungle Jam>超短編/その他#w7da43ea]]」 / 参加作
*執筆年 [#s3981dd4]
[[2015年]]
*その他 [#hee6f388]
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