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Last-modified: Wed, 08 Nov 2023 15:42:35 JST (192d)
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五音すなわちペンタトニックのうち、リフに用いられるのは四音であり、用いられなかった一音が「暗黙の支配音」として、リフ四音を導く「エンジン」となる。リフ四音を「多数派」とし暗黙の一音を「少数派」と見なすことで、これは多数派の少数派をめぐる葛藤と不安と希望を表明する音楽、すなわち民主主義音楽であることが明かされる。

 

十二音技法から、3系の四音が得られ、各系内での音の反復は可能、と十二音の規則を少し緩めると、どんな音楽が作れるだろう。私自身は、このベクトル (無調五音技法) で研究を進めたく思う。

 

無調五音技法は、各系内で使える音が非常に限られるために、作曲とりわけ編曲 (アンサンブルや多声化) は極めて容易であり、何から手をつけていけばいいか分からない人が作曲を独学するには最適の作曲技法である、と自負する。

 

曲例

 
  • 廃墟通信 ハードな例
  • 別道ロマンス メロディアスな例
     
    私自身は、MIDIエディタとしてテキスト音楽「サクラ」を用い、Timidity++ (本家サイトが文字化けするときは、シフトJISで開き直す) でWAV化する方向だが、ちょっとした確認用にドラム譜が自在に使えるAria Maestosaも併用しようと思う。最後以外は日本語のマニュアルが既にあるので、最後のだけ以下に和訳しておく。なお、x-motionで正しく読めるMIDIファイルにするには、冒頭の方に System.TimeSignature = 4,4; Tempo(120); を記述しておくこと (もちろん、拍子やテンポは実際の値に合わせる。上はデフォルトのままの場合用)。
     

Aria Maestosaマニュアル

 

Aria MaestosaはマルチプラットフォームなMIDIエディタである (GPL)。どのトラックでも楽譜・ピアノロール譜・タブ譜・ドラム譜のいずれかで表示できる。

 

メニュー

 

(意味が明白な項目の説明は省略する)

 
  • ファイル > 新規作成
    • 現在開いている曲はそのまま、新たなタブとして作成される。
  • ファイル > 曲の属性
    • MIDIファイルに曲名と著作権者を追加する。
  • 編集 > マウスカーソルで貼り付け
    • 現在のマウスカーソル位置に貼り付ける (メニューから選んでも意味が無い; キーボードショートカット CTRL + SHIFT + V の意味を示すためにのみ在るメニュー項目である)。
  • 編集 > 音符を選択...
    • 表示されるダイアログでチェックされた属性を持つ音符をすべて選択する。
  • 編集 > 音符をグリッドにスナップ
    • スナップしたい音符を選択し、適切なグリッド (トラックのところで説明) を選択してからこのメニュー項目を選ぶ。
  • 編集 > 重複する音符を削除
    • 対象となる音符を選択し、もしそれが重複しているなら単一になるように重複音符を削除する。
  • トラック > プロパティ...
    • (1) 新しい音符のそのトラックでのデフォルトボリュームを設定する (2) ピアノロール譜に限り、他のトラックの音符を背景に表示するか設定する。
       
      background.png
       
  • 設定 > 再生を追う
    • 現在再生中の部分が表示されるようにスクロールする。
  • 設定 > 編集中の再生
    • 現在操作中の音符を再生する。
  • 設定 > チャンネルの管理
    • トラックへのチャンネル割り当てを自動にするか手動にするか選ぶ。
       

ツールバー

 

topbar.png

 
  • `Initial` (Tempo) は初期テンポを設定する。
  • `長さ` (Duration) は曲の全小節数を示す。初期小節数は12で、足りなくなったらここの数字を変えて増やせばよい。
  • `拍子` (Time Sig) は、全体または選択した小節の拍子を示す (後者の場合、拍子管理バーが表示される)。初期値は4/4である。
  • `開始小` (Start) 再生を開始する小節を設定する。小節バーをCtrl-クリックまたはAlt-クリックしても同じ意味になる。
     

トラック

 
  • mute.png `ミュート`ボタンでそのトラックをミュート状態にできる。
  • solo.png `ソロ`ボタンでそのトラック以外の全トラックをミュート状態にする。
  • dock.png `最大化/最小化` 最小化されたトラックは最下段 (ドックバー) にタブのみ表示される。最大化したときも他のトラックはドックに表示される。
  • トラック名エリアの右にあるのが`グリッドサイズ`である。三連や付点も追加で選べる。
  • 各トラックは、最下部をドラッグして縦の表示サイズを変更できる。
  • 各トラックは、最上部をクリックして全トラック一覧を表示させ、好きなところへそのままドラッグして表示順を変更できる。
     

ピアノロール譜

 

Aria%20man3.jpg

 
  • 既に選択した音符に追加する形で選択したいときは、シフトキーを押しながら選択する。逆に、既に選択した音符を部分的に解除したいときは、アルトキーを押しながら選択する。
  • スペースバーを押すと、選択した部分だけが演奏される。
  • 選択した音は、マウスだけでなくカーソルキーでも動かせる。また、Ctrl+カーソルキーで長さを変えられる。
  • シフトキー+上下カーソルでオクターブ上下、シフトキー+左右カーソルで小節単位で音符を動かせる。
  • Ctrl+ドラッグで音符のコピーを動かせる。
     

タブ譜

 

Aria%20man5.jpg

 
  • ピアノロール譜での説明はタブ譜でも同様である。
  • シフトキー+上下カーソルで上下の弦の同音位置へ移動する。ただし、そこが演奏不可能な位置なら何も起きない。
  • 音符のフレット番号は、数字キーでも変更できる。9より大きい位置はシフトキー+数字キーを使う。Ctrl+上下カーソルでもフレット番号を変更できる。
  • 開放弦の初期音は、その部分をクリックして変更できる (オープンチューニング)。
  • その際の選択肢のひとつ「選択された音符を並べ変える」は、例えばインポートされたMIDIファイルなどにより非常識な並びになった音符を、できる限り自然な配置に並べ変える (まだ完全ではないが、まあそれなりの配置にはなると思う)。
     

楽譜

 

score_example.png

 
  • ピアノロール譜での説明は楽譜でも同様である。
  • 音符は全音で上下動するが、半音単位にしたいときはシフトキー+上下カーソルを使う。
  • ト音記号・ヘ音記号をクリックして調を選べる。
  • またそこで選べる「ミュージカル表記」はクラシックな音符表記を意味する。「リニア表記」はピアノロール譜と同様の方法で音符の長さを示す。両方またはいずれか一方で表記できる。一般に、リニア表記の方が編集しやすく、ミュージカル表記の方が見やすい。
     

ドラム譜

 

Aria%20man7.jpg

 
  • Ariaでは複数のトラックをドラムチャンネルに割り当てられるが、ドラムセットは全体で同一のものしか選べない。
  • パーカッション名の一番上の下向き三角をクリックすると、使われていないパーカッションはすべて隠す。
     

コントロールエディタ

 

Aria%20man9.jpg

 
  • 左端のコントロール名のあたりをクリックすることで、編集するコントロールを選べる。
     
    controllermenu.png
     
  • コントロールエディタは、そのコントロールに最適な編集モードを用いる。
     

数値コントローラ

 
  • 最小値と最大値の間で変化するコントロールを編集するモード。単にクリックすると値は段階的に変化する。
     
    Aria%20man9.jpg
     
  • 連続的に変化させたいときは、マウスのボタンを押したままドラッグする。
     
    controller_minmax.png
     
  • 右クリックで数値を直接指定できる。
     
    controller_rightclick.png
     
  • コントロールエディタはグリッドに制約される。
     

オンオフコントローラ

 
  • いくつかのコントロールはオンかオフの2値しか選べない。
     
    controller_onoff.png
     

その他のコントローラ

 
  • その他、文字列や数値を直接記入するコントロールもある。
     
    controller_misc.png
     

選択と削除

 
  • どのコントロールでも、シフトキー+ドラッグで選択でき、デリートキーやバックスペースキーで削除できる。
  • 選択解除は、シフトキー+クリックか、または編集メニューの「選択なし」を選ぶ。
     
    controller_select.png